待ちに待った飲み会。ところが相手に電話が繋がらない。人気チケット押さえる時みたく数分置きにコールするも無駄。
バックレラレター。まぁ薄々そんな予感はしてたけど。都合良すぎるもんね。
元アイドルが来るとか。
しかたないので男三人で居酒屋へ。一人の提案でバイトの後輩=女子高生を呼ぶことに。未成年?糞食らえだね、そんなツッコミ。そしてメールでの交渉が始まる。当方のネゴシエーターの尽力により、オゴリを条件に来てくれるとのこと。ムムム、ここのところ財布は厳しいが、やむを得まい。いざとなればカードで払うことにするか、とOKする。するとその子は友だち連れで来てくれるとのこと。じょ、女子高生二人!静かな期待に場の空気は不自然な程ソワソワする。
そして待つこと一時間。彼女はやってきた。話にきいた通り、かわいくはない。が、ブサイクでもない。当然居ないよりは増しかなぁ…とその連れを見た瞬間男達の間に激震が走った。
ボストロールがあらわれた!
死ぬかと思った。五感の内の一つ、視覚を絶たれるかと思った。おそるべきデブ。常識外れのデブ。足が棒になるという慣用句があるが、コイツは足が
丸太みたくなってる。デニムのミニスカートが明らかに苦しそう。そう、足じゃなくてスカートの方がツラそう。ゲゲェ、僕はコイツに酒をおごるのカ!?一瞬目の前が暗くなった。
結局事態は何も好転せず、今日は世界一無駄な金と時間を遣った一日となった。デブは嫌いだ。