図書館へ行った。楽器の教本や楽譜があればと思い、ついでに超キュートな音大生とか居ないかなぁなどと甘い期待を胸に音楽コーナーへ。しかしそこに居たのは、異様な悪臭を発するスリーピングじじぃ。くさっ。くさっ。本棚の脇で椅子にもたれて眠っている。もし僕が腕の立つサムライだったなら。もし腰に刀をさげていたなら。臭いごと斬り捨ててやるところだったよ…。
結局キュートなソレは居なかったけど、タメになる本は手に入れた。しかし、図書館てイイね。静かで。人口密度は少なめで。文庫化されてなくて手を出せなかった本は読めるし。僕好みの文化系美女は割と見かけるし。文系男の聖地だ。海辺のカフカじゃないけど、図書館で暮らすというのも悪くないだろうね。明日は早起きしよう。頑張ろう。柔軟な思考。幼い発想。適度な美意識。一瞬の判断。浮遊感。飛翔感。眩暈。ため息。そんな夢を見よう。