なんかものっ凄く斬新な夢を見た気がするんだ。いや、また適当なこと言ってるわけじゃないんだ。そもそもその表現が、映像と小説の中間だった。文章が見えるのだけど、それ自体がそもそも映像。そしてその文章は、薄青い紙に、滲んだ黒いインクで書かれていた。
そして内容だけど、女性が二人で会話しているんだ。
「私を殺してくれ。私はこのあと殺さないでくれと懇願するだろうけど、それは本心ではないので、殺してくれ」
それに対して了解するもう一人の女性。だけど、すぐに相手の様子が変わる。
「さっきのは嘘だ。本当は殺さないでほしいんだ」
当然迷う。だって、さっきそう言われても殺せって言われてる。でも、本当に考えが変わって殺さないでほしいのかもしれない。殺すべきか、殺さないべきか。
で、超迷ってる間に夜が明けていくようなそんなイメージ。おっと、5分で文章にまとめてるからアレだけど、もっと衝撃的な「それがあったか!」って思わせる内容だったんだぜ。うへぇ説得力ねぇ。